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乳がんの初期症状とステージ

乳がんの初期症状

乳がんの初期症状として最初に思い起こすことは、乳房のしこりです。 乳がんは、軽く触ったり押したりすることでセルフチェックすることができますので、日ごろから、入浴の際に気にかけたいものです。
しこりのほか、えくぼのようなくぼみ、皮膚の赤み、腫れ、乳頭からの分泌物が主な初期症状ですが、痛みも人によってあったり、なかったりします。
もっとも初期段階では、しこりも見つけられないほど小さく、痛みもなく、何の症状もありませんので、できるだけ早期発見が望まれます。

乳がん≠しこり

乳がんのもっとも特徴的な症状は、しこりですが、しこりが必ずしも乳がんというわけではありません。乳房にしこりのできる病気としては、乳腺症、乳腺炎、乳腺線維腺腫、葉状腫瘍などの病気がありますので、しこりがあることだけで悲観することはありません。

乳がんのステージ

乳がんの進行度合いを示すのがステージといい、進行度によって0期~Ⅳ期に分けられます。
0期は、非浸潤がんと呼ばれ、がんが乳腺内に留まっている早期の乳がんです。
Ⅰ~Ⅲ期は、他の臓器への転移のない状態ではあるものの、しこりの大きさが0cm~5cm超で分けられ、リンパ節へ転移している状況により分類されます。
Ⅳ期は、他の臓器への転移している状態です。

I期
しこりの大きさが2cm(1円玉の大きさ)以下で、わきの下のリンパ節には転移していない、つまり乳房の外に広がっていないと思われる段階です。


II期
IIa期とIIb期に分けられます。
IIa期: しこりの大きさが2cm以下で、わきの下のリンパ節への転移がある場合、またはしこりの大きさが2~5cmでわきの下のリンパ節への転移がない場合。
IIb期: しこりの大きさが2~5cmでわきの下のリンパ節への転移がある場合。

III期
「局所進行乳がん」と呼ばれ、IIIa、IIIb、IIIc期に分けられます。
IIIa期: しこりの大きさが2cm以下で、わきの下のリンパ節に転移があり、しかもリンパ節がお互いがっちりと癒着していたり周辺の組織に固定している状態、またはわきの下のリンパ節転移がなく胸骨の内側のリンパ節(内胸リンパ節)が腫れている場合。あるいはしこりの大きさが5cm以上でわきの下あるいは胸骨の内側のリンパ節への転移がある場合。
IIIb期: しこりの大きさやわきの下のリンパ節への転移の有無にかかわらず、しこりが胸壁にがっちりと固定しているか、皮膚にしこりが顔を出したり皮膚が崩れたり皮膚がむくんでいるような状態です。炎症性乳がんもこの病期に含まれます。
IIIc期: しこりの大きさにかかわらず、わきの下のリンパ節と胸骨の内側のリンパ節の両方に転移のある場合。あるいは鎖骨の上下にあるリンパ節に転移がある場合。

IV期
遠隔臓器に転移している場合です。乳がんの転移しやすい臓器は骨、肺、肝臓、脳などです。
Ⅲ期、Ⅳ期については、進行がんと呼ばれていますが、CDC6shRNA治療では、この進行がんに対する症状の改善が見られます。